2019年5月16日木曜日

清須会議【映画感想】


仕事をしていないので時間はある広報部長です。
まぁ、なんやかんやとパソコン作ってみたり読書したりして過ごしているのです。
本を読むと疲れるので動画にしとくのがいいです。そんなわけで映画を見るのです。

ということで、今回は「清須会議」


天正10年(1582年)本能寺の変。一代の英雄織田信長が死んだ――。跡を継ぐのは誰か?後見に名乗りを上げたのは2人。筆頭家老・柴田勝家(役所広司)と後の豊臣秀吉(大泉洋)。勝家は、信長の三男でしっかり者の信孝(坂東巳之助)を、秀吉は、次男でおおうつけ者と噂される信雄(妻夫木聡)を、それぞれ信長の後継者として推す。そして、開かれる清須会議――。会議に出席したのは4人。勝家、秀吉に加え、勝家の盟友であり参謀的存在の丹波長秀(小日向文世)、立場を曖昧にして、強い方に付こうとする池田恒興(佐藤浩市)。繰り広げられる一進一退の頭脳戦。様々な駆け引きの中で騙し騙され取り巻く全ての人々の思惑が猛烈に絡み合う!勝家派か?秀吉派か!?

豊臣秀吉が事実上天下を納めるきっかけとなった清須会議の内容を面白おかしく描いています。
それぞれのキャラクターが立っていて、実に面白い。
特に羽柴秀吉は本当にこんな人物だったのでは?と思わせる配役。すごい。
柴田勝家も丹波長秀もイメージ通りですね。

ちょっと残念なのは、清須会議が何なのか知らないと楽しめないんじゃないかと思いました。
戦国時代の大事なイベントではあるけど、いかんせん地味で織田信長の跡取りが決まりました、くらいのイベントなんですよね。知らない人のほうが多いんじゃないかな?
あとは、着物すごいきれいだなぁと思うことがしばしば。もうちょっと汚れててもいいんじゃない?って場面で新品のパリッとした着物が目についたなぁ。気にしすぎ?

そんな中で、羽柴秀吉の面白い人という側面とシリアスな暗黒面がうまく書かれていて「人たらし」と言わしめた秀吉の人柄が表現されていると思います。
勝家の不器用なところなんかも上手に書かれて今した。

三谷幸喜作品としてみるとちょっと物足りないところもあるけれど、歴史創作ものとしては非常に面白くお勧めです。

今回のおすすめ度は★★★★☆です。
戦国時代や歴史が嫌いだとみても面白くないと思うのでこんな感じに。


ですます調だと自分らしくていいですね。
次回はまだ見てないので悩み中。マイベスト映画でも語りつくそうかしら?



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