2019年5月14日火曜日

超高速参勤交代リターンズ【映画感想】


仕事をしていないので時間はある広報部長です。
まぁ、なんやかんやとハロワに行ってみたり動画作ったりして過ごしています。
動画作るのにはプロの方の作り方を研究するのが最適です。ので、映画見てます。
勉強は大切ですぞ。

ということで、映画感想。
今回は「超高速参勤交代リターンズ」ですぞ。


江戸時代、老中・松平信祝の差し金により幕府から突然参勤交代を命じられた磐城国の湯長谷藩。金も人手も時間も無い中、知恵と工夫でなんとか江戸への参勤を果たすが、故郷へ帰る「交代」までが「参勤交代」。藩主の内藤政醇率いる一行は、あとは帰るだけ、と思ったのも束の間、その道中、湯長谷で一揆が起きたことを耳にする。政醇たちに打ち負かされた信祝が、湯長谷藩を壊滅させようと逆襲を始めたのだった。一揆を収めるためには、2日以内に藩に帰らなくてはならず、さらに「交代」には大名行列も必要になる。彼らは行きの倍の速さで走り、命からがら湯長谷に辿り着くが、すでに城は乗っ取られ、田畑は踏み荒らされた後だった。城を取り巻くおびただしい数の幕府軍、対する湯長谷藩はたったの7人。ふたたび絶対絶命に陥った湯長谷藩。果たして彼らは城を取り戻し、民を守ることができるのか?

はっきりいうと、期待外れ。
前作、超高速参勤交代が面白かっただけに残念な出来。
ストーリーは悪くないと思う。有りがちだし参勤交代が焦点ではないので微妙ではあったけど。

登場人物が全体的に活用できてない気がする。
例えば、途中はぐれた仲間が後で登場するのだが、本当にはぐれました→いいタイミングできましただけ。もう少し、はぐれたことで結果好転しましたみたいな仕掛けを入れてもいいのでは?
例えば、前作で藩主の側室になったお咲は卑しい身分で嫁いだため迷惑になってないかと悩む。村人に大丈夫と言われて立ち直る。それだけの役柄。もう少しメインパートに絡んできてもいいのでは?
例えば、柳生の扱い。コスプレ忍者にするのは許すけど、湯長谷の田畑をただただ荒らす野党になってるのはどうなのか?

で、前作よりシリアスなノリで話は進むのに、変なところでコメディーを入れてくるもんだからやたらとサムい。
さらに、前作であった生活感というかリアリティーが完全に欠如してしまっている。

ストーリー的には前作がヒットしたので続きを形にしましたという感じがひしひしと感じられた。
前作の知恵で参勤交代を乗り切ろうというのは使えないので、アクションで見せに行っているの気がするが、中途半端なんだなぁ。。。なんか、ごり押しで事を進めているだけに見えた。

今回のおすすめ度は★★☆☆☆くらいかな?
何も考えずに、前作の続きが気になったらみるくらいでいいと思う。


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