2019年11月12日火曜日

ゆっくりと読む古事記第4話公開



え?公開する気はあったのって?後悔はしている広報部長だよ

するするっと作りました。制作時間は8時間くらい。あんまりガッツリ作りこんでいないのでストーリー的にはちょっとたんぱく。
なので、新川神社の宣伝しといた。
やっと雨の岩戸開き。
キャラ設定についてはいつも適当に思い付きで。
登場人物が増えると声も少し変えなきゃいけなくて困っちゃう。
アメノウズメはイケイケギャルな感じで作ってたんだけど、没にしました。
なんかしっくりこない。真面目でクールな感じの子が胸乳を掛き出で、裳のを番登に忍し垂れたほうが興奮しない?


---以下今回の話の補足説明?---

引き籠ったアマテラスですが、非常に人間味に溢れています。
「吾、隠れますに因りて、天原は自ら闇く、また葦原中国は皆、闇しと思ひきや」
なんて言い出します。自分が引き籠ったことによってみんな迷惑していることを理解しているのです。
そして、みんなで楽しく騒いでいるのが気になるご様子。困らせてやろうと思っているんですよね。
なんだか親しみを持ってしまいます。最高神なのに!
3話では弟と喧嘩した後に何故か必要以上に庇っていますし。

引きこもりを引っ張り出すためにオモイカネは思案し、いろいろなアイテムを作ります。
よくわからんのが矛。
「天金山の鉄を取り、鍛人(かぬち)に天津麻羅を求ぎ」とありますが、このアマツマラが何をしたかがわからない。
逆に日本書紀ではアメノウズメが茅纏の矛を手にしたという記述があるが、どこから出てきたかわからない。
そんな訳で矛を作ったと推測したけど、何の意味があるのか。。。
榊はクリスマスツリー的なものだと思ってますので、矛はアメノウズメのポールダンスのポールだと思っておきましょう。
そしてそのあと動画でも触れたように、「天香山の真男鹿の肩を内抜きに抜きて、天香山の天の波波迦を取りて、占合ひ麻迦那波令め」とありますが、何を占ったかは表記がない。動画中では自然な考えとして事の成否を占ったと推測しましたが、それだけののために天香山までわざわざ道具をそろえに行ったと書かれています。謎です。
波波迦(ハハカ)はウワミズザクラだそうで古代の亀卜によく使われたそうです。



今回スサノヲはあまり出てきていませんが、元々は勘当になったので挨拶に来ただけです。なので、追放処分っていうのもおかしな話です。
私の解釈が間違っててイザナギに勘当されて助けを求めて高天原に来たのでしょうか?
ここでは高天原の全員から追放処分を受け、次回は流浪の身となります。
そして、オオゲツヒメに食べ物を乞いますが、これがどこだかは書かれていません。高天原と地上の途中なのか?
オオゲツヒメが出したものを食べたかも曖昧です。
「爾、大気津比売の、鼻口と尻と自り種種の味物を取り出でて種種に作り具へて進めし時、速須佐之男命、立ち伺ふに、其の態、穢汚く為て奉進り、乃ち其の大宜津比売の神を殺しき」とあります。まぁ、お腹が空いてただろうし、食べたんでしょう。
その後、オオゲツヒメの体から蚕や穀物が生り、神産巣日御祖命(かみむすひのみおやのみこと)が天界に回収します。
面白いのは、日本書紀本文ではこの話はありません。しかし、注釈とも参考ともとれる一書(あるふみ)の1番目に同じ話が載っています。しかし、オオゲツヒメを殺したのは月読なのです。月読はこの後も古事記では出てきませんので、数少ない活躍の場だったのですが。。。

そんなこんなで、古事記を深く読みだすと日本書紀を読む必要が出てきて、実際には何が元になってストーリーが出来たんだろうと考え出すと風土記とか疑似倭人伝なんかも見始めて。
調べれば調べるほど、人によって解釈も違うので何が正解っていうのはないのが面白い。
個人的には卑弥呼=天照説が好きです。古代の女王を忘れないようにストーリー性を付加しているって素敵じゃないですか。

話は全然違うけど、卑弥呼で好きな漫画が雷火
藤原カムイの名作です。卑弥呼の生きた時代をうまくファンタジーに落とし込んだアクション漫画です。元祖は分厚くて模造紙的な紙で新刊が出るのをワクワクして待ってました。卑弥呼がめっちゃかわいい。




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