2019年9月17日火曜日

ゆっくりと読む古事記第2話公開



作る作る詐欺になりかけてて不安を隠せません。広報部長です。
ゆっくり解説動画第1話公開から1か月以上を置いて2話公開。
完結するころにはおじいちゃんですね。

目標の2~4週間ペースとはなんだったのか。

趣味で作ってアフターフォローをするつもりはないのですが、やっぱり気になる視聴者数と登録人数。
こういうものは定期的にしかも早めの追加をしていかないと誰も見ません。
ある程度シリーズがたまらないと固定客はできないものです。

---以下今回の話の補足説明?---

さて、今回はイザナギとイザナミの夫婦喧嘩。
愛があふれ出たイザナギはイザナミに会いに黄泉の国まで行きます。
なんやかんやあってイザナミは黄泉の国の住人となってしまいます。
イザナミは国づくりのために子を産み育てるという大切な役割を果たしたにも関わらず、最後には穢れた黄泉の国で死を司る神となってしまいました。
逆にイザナギは厩を作るという生を意識させる神となります。
前回のイザナミから話しかけたからヒルコが生まれたという段にも見えますが、明らかに男尊女卑の思想が見えます。
その割に、日本には強い女性神が多く登場するんですよね。

イザナギはイザナミの追手から逃れるために冠を投げると山ぶどうになったと書かれています。
当時の冠は蔦を丸めたものでしたので、それが山ぶどうと似ていたからでしょう。
次は櫛を投げるとタケノコになるわけですが、櫛はタケノコの断面に似ているからでしょうね。
日本人は昔からこういうイマジネーションがあったんですね。
最後は桃ですが、これは道教の影響が強いと思われます。大和朝廷時代は道教が普及しており、桃は神聖な食べ物と考えられていたようですね。
イザナギは「汝助吾を助くる如くして、葦原中国(あしはらなかつくに)に有る宇都志伎青人草之苦し瀬に落ちて患ひて惚りし時助く可し。」(お前たちは私を助けたように、葦原中津国に移って、人民が苦境にたち、患い悩む時に助けなさい)と言って、桃を地上に持ってきており、桃は神から授かったものとして書かれています。
桃おいしいですもんね。うちの嫁も大好きです。広報部長はネクターが苦手ですが。
こうやって面白いお話に混ぜて、国民への施しを入れてくるのは上手ですね。

さて、決定的に袂を分かってしまった夫婦ですが、イザナミは1日に1000人を殺すと宣言します。それに対して、イザナギは殺されるのは仕方ないとしてじゃぁ1500人産んでやると宣言します。
つまり日本は毎日500人ずつ人が増えることになってしまったのです。
今は人口減少中ですので、イザナミが頑張っているのかな?産業革命でイザナギが張り切りすぎたので休憩中としておきましょう。
Wikipediaによると800年ごろの人口が5,506,200人(鬼頭宏(1996年))だそうで、500人増えたら1年で182,500人で、ううーんっと、3.31%の増加率になりますね。
増えすぎじゃね?
まぁ、1日ごとに人は死ぬけど増えるんだよってことの概念なので、こういう数は気にしてはいけない。


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