2021年1月8日金曜日

 


お久しぶりの広報部長です。
コロナが蔓延という事で、各種イベントも中止。つまらんですな。

広報部長の正月はお宮出仕です。
今年は大晦日から4日までお守りの授与やらなんやらしておりました。

お守りとかお札とか、神社から買うことはできません。知ってました?
実はあれは授与されているのです。どうして授与されるのかというと、お初穂料を頂いたからです。お初穂料を納めた代わりに授与品を頂いてたわけなんですね。

ですので、神社のお守りとかを置いてある場所は授与所ですし、いくら?と聞くと〇〇円お納めください。と答えられます。
つまり500円のお守りは500円以上出してもいいんです。お気持ちです!


ですので、たまーに4000円お納めくださいっていうと、5000円出されて奉納しますって言われる方がおられるんですね。ありがたい話です。

今年は新川神社は4人の巫女にお勤めいただきました。
噂によるとブラックな職場なのですが、噂です。実態は超絶なブラックです。
なーに、正月はちょっと休憩が出来なくて睡眠時間も少なくてバタバタしてて正座がつらいくらいですよ。
でも、巫女衣装なんて普通は袖を通すこともできませんので、人気がありますね。
今年の巫女さんたちも若さで乗り切ってくれました。感謝。



実は巫女は結婚しているとなれません。
現代において処女じゃなきゃいけないとかいうことはないですが、結婚している人は巫女ではなく出仕になります。
巫女の特徴は何と言っても赤袴。目立ちますね。緋袴といいます。ヒバカマです。ウルトラマンに出てきそうですね。出資は水色の袴になるはずです。袴の色で身分がわかります。偉い人は紫色。
広報部長は動きやすさ重視で白い作務衣です。袴のほうがかっこいいけどね。
髪飾りに熨斗を付けている場合もありますね。神様にお仕えするお供え物なんですね。


今年は参拝者も少ないだろうなと予想しておりましたが、そんなことはなかった。
夜こそ雪の影響もあってか人はまばらでしたが、夜が明けると行列になっていました。
大きい神社は人出が減っていたと聞いているので、近くの神社にした人が多かったのかなと予想。
お参りはお守り豊富な新川神社をよろしくお願いします。


実は広報部長の正月は神道だけに終わりません。曹洞宗は最勝寺の撮影もしております。
お寺だって新年の行事はあるんですよ。
鏡餅も至る所にありますしね。

この鏡餅は実は年神様へのお供え物です。
正月といえば門松、注連飾り、鏡餅ですが、すべて年神様のためのものです。
年末に大掃除をして年神様を迎える準備をします。この準備ができてますというサインとして注連飾りを飾ります。年神様にここですよという目印として門松を玄関に置き、鏡餅で接待するんですね。
ちなみに数え年というのがありますが、生まれたときは1歳です。正月に年神様から1つ年をもらえます。そうすることで年を取るんです。ですので、12月31日に生まれたら次の日は2歳ですね。実生活で不便なので満年齢が普及したのでしょうが、アジア圏ではこの数え年が古来より用いられてきたようで。


最勝寺では1月3日が新春大般若祈祷会という法要です。
この法要では木魚ではなく太鼓でお経を激しく詠みます。ロックです。
大変リズミカルでノリノリなのでぜひ1度は体験してみてください。
和尚の経文パフォーマンスも合わさって目でも楽しめる法要です。


こんだけ神社やらお寺やら行っているとさぞご利益があることでしょう。
広報部長は膝がいてえとか老眼が進んで見えねぇとか言ってますが、些細なことです。


今回は、神社のお仕事もしているのでちゃんと勉強しているんだよってことを、聞いてもないのに知識を自慢するおじさんのごとく、お伝えしました。
なるべく更新したいと思いながらもYOUTUBE見るのに忙しいのでした。

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